黒執事の電子書籍を全巻無料で読めるサービスは？安く読むおすすめの方法を徹底解説！

セバスチャンのフォロー出来ているようで出来ていないところがとても面白かったです。序盤のファントムハイヴ家の使用人を紹介しているシーンで、ミスをする使用人のフォローをし、雑な紹介になるところを何とか取り繕っていました。しかし、3人目になるころには隠すことなく毒を吐いており、セバスチャンの苦労か垣間見えて面白かったです。愉快な使用人たちが登場するたびに、振り回されているシエルとセバスチャンがとても愉快でした。回を重ねるごとに、癖の強いキャラが増えて彼らを振り回すので、次の展開が楽しみです。
　最も印象的な話は、セバスチャンとアグニのカレー対決です。ロイヤルワラント（王室御用達）を賭けて、カレー料理で対決するのですが、そこでセバスチャンが作ったのはカレーパンでした。カレーライスやナンが出てくると思ったら、パンが出てきたので衝撃を受けました。どこからその発想が来たの？と疑問が湧きましたが、カレーパンの描写や食べている人の反応が美味しそうでその疑問もどこかへ消えました。この話を読むまでは、カレーパンは苦手でした。しかし、あまりにも美味しそうに表現されているので、食べてみたくなり勇気をもって食べてみました。辛くて舌が痛みましたが、旨味も感じられ美味しく感じました。それ以来、カレーパンは大好物になりました。黒執事のおかげで苦手が克服されました。作者の画力と表現力に感謝でいっぱいです。

黒執事は絵がとても綺麗で見やすく、主人公の黒執事ことセバスチャン・ミカエリスがとてもかっこいいだけではなくスタイリッシュすぎてストレスなく読めるのが良いです！
作者さんが坊ちゃん達の洋服などにこだわっているので、毎回違う服で描かれているのもすごいですね。
個人的にお気に入りはノアの方舟サーカス編、ファントムハイヴ邸連続殺人事件、豪華客船編、緑の魔女編がとても良かったです。
セバスチャンがスタイリッシュに対処していくのが本当に鮮やかすぎて楽しいですし、見惚れます。
絵が綺麗なだけではなく結構笑えるシーンもあるのが良いですね。
特に豪華客船編で人を甦らせるという怪しい教団の内部にもぐりこむために行った、フェニックスポーズ。（笑）
あれは何度も見返しました、作中で坊ちゃんが突っ込んでいましたがめちゃくちゃ笑えました。
単純に綺麗なだけではないので誰でも楽しめるのが良いですね！
現在は逃亡生活編で従者たちの過去回想が長いのが少し微妙ですが、ここも気になる部分です。
全員魅力あるキャラばかりですが、みんな謎が非常の多いので明らかになっていないこともたくさんあります。
どの話も1回読んだだけでは分かりにくい所が結構多いですが、何度も読み返すと理解出来るのでそれがまた楽しく何度でも読めます。

英国風、ダークファンタジー漫画。
一言でこの漫画を表すると、そのような言葉で表されるのではないでしょうか？
ストーリーとしては、主人公シエルファントムハイヴが殺された両親の復習を果たすため、悪魔で執事の、セバスチャンと契約を結び、事件の黒幕や、謎を解き明かしていく、物語と大筋はなっております。

まず、目を引くのは、その漫画ビジュアルのキレイな絵です。キャラクターや、風景、雰囲気などの細部までとてもキレイに描かれているため、目で見て楽しめる、そんな漫画になっています。
というか登場キャラクターも、ほぼ綺麗な男女しか出てきておりません。
美男美女が苦手な方には、むいていないかも。
そして、そのキレイなビジュアルと殺伐としていて、血生臭いダークで重いストーリーのバランスが非常に丁寧に、計算されて描かれているなと、ところどころに感じさせられる、そんな漫画となっております。
作品の舞台も古き良き英国が舞台のため、オシャレですし、英国好きにはたまらない、そんな漫画になっています。
キャラクターの個性も豊かで、それぞれのキャラクターの設定や、裏の顔、隠している部分など、伏線が張られているため、物語が進むたびに隠された真実が明確になる、そんな楽しみもある、とても素敵な漫画です。
ぜひ、漫画のような英国風の紅茶やお茶菓子をお供に、優雅に読みたい漫画です。

貧困格差のあったころのイギリスに生きる貴族13歳のシエルとその執事の話し。イギリス国女王の番犬という裏世界での名を持つシエルは女王の命に従い悪を排除するために何でもするというミステリアスな感じがまたいいです。執事はセバスチャン。シエルと死んだ時は魂を頂くという契約をしている悪魔ですが、なんでもこなす感じとちょっと抜けているようなところもあるキャラに何となく引かれます。漫画が進むにつれてどんどん明らかになって行くシエルとセバスチャンの出会いから契約まで。そしてシエルのくらい闇の過去。シエルには何があって悪魔との契約に至ってしまったのか。なぜ女王の番犬という汚れ仕事を受け続けるのか。気になるところが多すぎて目が話せない漫画です。住む屋敷に使える使用人達もかなりキャラが濃ゆくてそれぞれがわけがあって屋敷にいるというところもまたいいです。徐々に明らかになって行く過去。シエルは一体何者なのかというところが1番の見どころで気になって行くところです。誰が的で誰が味方なのか。毎回ドキドキの展開です。漫画自体とても絵が綺麗で読みやすいというところも黒執事のいいところだなと思います。ラストがすごく楽しみです。

漫画の見どころはとにかく執事のセバスチャンミカエリスがかっこいいところです。執事である彼はあくまでなんでもできてしまう姿とまたに見せるダークな部分が素敵です。そして、主人公のシエルファントムハイヴがどんどん闇に近づいていくところもまた見どころです。そのほかにもキャラクターがみんな個性的で過去が複雑なキャラクターが数多く登場し、その背景を感じながら物語を読んでいくと感動がより深まります。
だんだんとシエルが知りたかった謎や、シエルのヒミツについても明かされていて、実は伏線がたくさんある漫画なのでなんども読みかえしたくなります。最初は、あまりストーリー性はないと思っていましたが、ここ最近になり伏線を少しずつ回収し始めました。さらに、楽しみが増しています。
そして、人間の欲と醜さも描いている作品なので、大人の漫画といったかんじだと思います。子供には少し物語が難しく、難しい言葉もあったりするのでわかりにくいと感じるかもしれません。人間が1番恐ろしい生き物ではないかと思うほど、人間の欲を醜く、醜悪に見せているところも考え深く、それに立ち向かう少年であるシエルが心が痛くなるくらい可愛そうに思うこともあります。