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天才達の恋愛頭脳系ラブコメ漫画。
学園もの、恋愛要素と王道をいっている漫画です。
主人公の白金みゆき、ヒロインの四宮かぐやの2人を中心にストーリーが展開されていきますが、その他のキャラクターも個性豊かです。
恋愛頭脳戦というだけあって、恋愛での駆け引きなどの描写が多く、いわゆる心の声が漫画内でも満載です。
そのあたりの、駆け引きや、ギャグなども楽しめる漫画になっています。
良い点としては、キャラクターのビジュアルが男女関係なく可愛くて、面白いところ。
1人1人のキャラクター設定が結構細かいので、お気に入りを見つける楽しみなどもあります。
また、学園ないと私生活でのキャラクターの性格の違いなど、人間らしくリアルに描かれていてとても面白いです。
登場キャラクターも多く、覚えるのも大変ですが、とにかく魅力的です。
ストーリーとしては、基本的には短く簡潔にまとまっていますが、時たまはいる、しっかりとして筋書きのストーリーが物語に深みを与えています。
学園ものらしく、青春っぽい行事、夏祭りや、文化祭など、甘酸っぱい恋愛を思い出させてくれるストーリーです。
1番の魅力はヒロインの四宮かぐやのギャップがとにかく凄く、クールな冷たい時と、甘々な時の差が非常に激しく、学力、運動能力、ほぼ全てに優れている人物なのですが、すごく人間らしく描かれているため、素敵です。

生徒会長と副生徒会長どちらに告らせてつきあうかを真剣に考えた頭脳戦バトル。確かに、告ったほうがあとあとつきあってもらってるって感じになって不利にはたらくことがあるかもしれないが、正直そんなこといってないで、とっとと好き同士ならつきあえと言いたくなる。でも、生徒会長や副生徒会長という頭のいい部類にはいるのにそれでいて、そんなことに時間つかっている描写がいかにも高校生らしくていいですね。モジモジしてずっと片想いしているような感じが意外にリアルかもしれません。恋愛は好きになったほうが負けっていかにもプライド高そうでアホっぽいやりとりがいいです。なんやかんやで二人とも付き合う前をとくと堪能している気もしますね。それも含めて、楽しんでいるような。かぐや様普通に可愛いから個人的には告ってほしいかな。メインはこの二人のわちゃわちゃした話だが、しっかりと、書紀や会計のキャラクターたち脇役にもスポットライトがあてられて、話をあきさせないように、面白く描かれてます^_^生徒会のメンバーみんな楽しそうでうらやましいな。自分もこんな感じの青春時代をおくりたかったなぁー。そしてかぐやさまと恋愛してみたいです^_^

基本的には恋愛を描くギャグマンガで、時々流れるシリアスなストーリーからも目が離せません。
白銀とかぐやが恋人同士になるまでは恋愛の駆け引きを楽しむ作品になっています。お互いが相手を好きではあるのですが、告白した方が負けという作品のテーマがあり色々仕掛け合うのですが、周りのキャラクターたちの出現により駆け引きに意外性が現れるところが好きです。その意外性を引き出すのが生徒会メンバー（藤原、石上、伊井野）や他の同級生たちで彼らの発言などで話の流れが変わったりするのが好きです。特に藤原は、意外な特技があったりと話の流れをよく変えます。初期からあるエピソードで白銀を特訓するシリーズは毎回彼を落ちこぼれから天才にしているのhで面白いです。白銀を支えているのは彼女です。
私の好きなキャラは伊井野ミコです。生徒会選挙終了後からメンバーに加入するのですが、彼女のポンコツさには毎回笑っています。おすすめは写経のエピソード（180話）です。生徒会室で二人で写経を読むエピソードは笑えました。伊井野と白銀は出会った頃は敵対心が強かったように思えますが、こんなにお互いを信頼できる存在になるとは思いませんでした。この二人のエピソードがもっと欲しいと思いました。
この作品はギャグとシリアスのバランスが本当に良いと思いました。恋人同士になった二人が今後どうなっていくのか、作品の結末はどうなるのか楽しみです。

ラブコメは好きでよくみますが、最近のおすすめはと聞かれると「かぐや様は告らせたい」をすすめます。
漫画では読者に心理描写がわかるので早く付き合えとか、思いながら読んでますが、自分がこの立場なら足がすくんでしまうんだろうなと思ってしまします。
おすすめのシーンは実写映画にもなっている、花火のシーンです。
四宮かぐやが生徒会のみんなと花火を見に行く、と約束をしますが家庭の事情で見に行くことができなくなります。そこで白金御行がどうしても四宮かぐやに花火を見せてやりたいと思い走り回ります。なんとかタクシー内で四宮かぐやと一緒に花火を見ることができます。タクシー内で四宮かぐやは白金御行を見つめるシーンがあり、「心臓の音がうるさくてもう花火の音は聞こえない」ところはグッときますね。
他にも登場する石上優、というキャラクターには好印象です。ゲームが好きで陰キャの位置付けで一時期は不登校にもなった背景がありますが白金御行と2人になると饒舌で毒舌になるのですがリアルの友人にいそうな感じがして親近感がもてて好きですね。
リアルにこんな高校生活を送れたら、いい高校生活の思い出になったんだろうな、と思いながら読ませてもらっている作品です。
他にもおすすめのシーンはありますが、実際に読んでもらいたい作品です。

思わず「わかる」と言ってしまうようなシーンが多くあってとても面白いです。
ストーリーは大きく主人公のかぐやと白銀が付き合う前と後に分けることができると思いますが、まず付き合う前の部分の空回り感は笑ってしまうシーンの連続です。
読者からするとこの2人が両想いなのはわかっていて、作中の彼らもそれはなんとなくわかっているのですが策略を施して相手から告白を引き出そうとするのは、ちょっと姑息な恋愛をしてしまう若い時の自分を見ているようで、共感もありアホだったなとも思ってしまって目が離せません。
そんな2人の距離が少しずつ近づいて素直になっていく流れにはキュンとしてしまいますし、結ばれた時には素直に感動してしまいました。
そして付き合い始めてからは周囲の人も巻き込んでのドタバタ感が増していてテイストが少し変わってまた良くなっています。
付き合う前の楽しさも良いですが、付き合いたてのむず痒さもうまく表現できていますので、個人的には少女漫画を読むよりも青春時代を思い出せるような気がします。
恋愛メインのラブコメではありますが、他の登場人物についても要所要所でうまく掘り下げられていますので全体としてとてもしっかりした構成の漫画だと思っています。